鹿児島大学公開授業とは、教員が正規の学生に対して行う授業を一般の方に公開するものです。

授業の形式には、対面授業、遠隔授業、両方を利用したハイブリッド型などがあります。また、教務上の事情等により授業の形式や対応が変更となる場合もあります。 (対面授業を予定していたが、遠隔授業のリアルタイム配信型やオンデマンド型に変更する、など。)

 一覧に戻る

法文学部

日本社会史特論演習

担当:佐藤 宏之

(※大学院科目です:人文社会科学研究科)

【授業の形式:対面授業】

【授業概要】
 歴史研究は史料に書かれていることを正確に解釈し、その内容を他の史料と比較検討し、過去の歴史を再構成していくことにある。
 本授業では、日本近世史研究における政治史関連史料を読み込み、近世史料の理解・解釈力と近世史研究の課題を発見する力を養うことをめざす。共通の史料を輪読し、受講者全員で討論することを通して、政治課題の一端をあきらかにし、近世の日本社会の特質を考察する。
 「風のしるへ」をテキストに使用し、毎回、担当者に報告してもらい、質疑応答・討論を行う。報告者は史料を読んで不明の語句や人名、地名などを調べて現代語訳をし、その記事に関する考察を行う。
 この「風のしるへ」は、旗本森山家の女性りさが自ら書いた記録であり、りさが江戸城大奥と薩摩藩島津家との間の架け橋となり、手紙など情報のやりとりの仲介役として働いた具体的な内容が記されている。
担当 佐藤 宏之 曜日・
時限
金2限

1限:08:50~10:20
2限:10:30~12:00
3限:12:50~14:20
4限:14:30~16:00
5限:16:10~17:40
6限:18:10~19:40
7限:19:50~21:20

学生数の
規模

特大:100人以上
大:50~100人未満
中:20~50人未満
小:20人未満。

難易度 D 初回
講義日
2023/04/14
manaba 登録:必須
利用頻度:常に使う
受講制限 若干名
備考 【教科書】
・書 名:『島津家の内願と大奥』
・著者名:畑尚子
・出版社名:同成社
SDGs

授業科目一覧表の見方

  • 授業期間は前期4月上旬~8月上旬、後期10月上旬~2月上旬です。(集中講義など例外があります。)
    授業開始日は各授業詳細の「初回講義日」の欄でご確認ください。
  • 講義の回数はおおむね15回ですが、科目によって公開回数が異なります。
    公開授業では単位認定できないので、単位認定にかかわる試験の時間は公開回数に含みません。
  • 募集人員は1科目につき若干名です。正規の授業の一部を開放し、本学の学生と一緒に受講していただくため、本学の学生だけで講義室の収容人員を超える場合や、公開授業の募集人員を超えた場合は受講できないことがあります。
  • 指定された教科書は生協書籍部等で販売しています。担当教員の指示に従って、各自購入してください。
  • 授業が行われる教室は、直前(開始3日~1日前)のご案内になります。

【曜日・時限】

授業時間は表内のとおりです。
※桜ケ丘キャンパスは各時限開始時間が上記(郡元キャンパス)より10分遅れです。

【難易度】

公開授業の難易度は授業の内容に応じて、次の4段階に区分しています。
選択の目安にしてください。

入門的な内容であり、高校卒業程度の学力を必要とします。【大学1年生程度】
やや高度な内容であり、当該専門分野についての一定の基礎知識が必要となります。【大学2、3年生程度】
高度な内容であり、当該専門分野において系統立てた学習がなされていることを前提とするものです。【大学3、4年生程度】
学部卒業程度の内容であり、当該専門分野について系統立てた学習がなされており、更に独自に研究テーマがはっきりしていることが条件になります。【大学院生程度】

【manabaとは】

インターネットを利用して学習を行うことができるシステムです。
ご利用にはスマートフォンまたはパソコンが必要です。(携帯電話ではできません)

公開授業受講生には以下の利用制限があります。
★manabaと連携させて使うresponアプリ(出欠確認やリアルタイムアンケート)は使用できません。
responを使用しないインターネット上の資料閲覧やレポート提出は可能です。
正規学生にはresponの使用を前提とする授業がございます。ご了承ください。

(manabaについて)
登録:必須 …受講生は全員登録します
利用頻度:常に使う …利用できない方は受講不可
利用頻度:使わなくても受講可 …利用できない方でも受講可能

教室案内

講義が行われる教室はこちらのページで案内します