鹿児島大学公開授業とは、教員が正規の学生に対して行う授業を一般の方に公開するものです。

授業の形式には、対面授業、遠隔授業、両方を利用したハイブリッド型などがあります。また、教務上の事情等により授業の形式や対応が変更となる場合もあります。 (対面授業を予定していたが、遠隔授業のリアルタイム配信型やオンデマンド型に変更する、など。)

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共通教育科目

放射線とくらし・地域

担当:中村 祐三

 本授業では、放射性物質や放射線について、その発生の原因や私達に与える影響、放射線の利用に関する諸原理や応用技術の基礎を理解することを目的とする。このため、以下を
1)原子と原子核の構造の基礎を学ぶ。
2)α線、β線、γ線について学ぶ。また、放射線と物質との相互作用について学び、これを利用して放射線を測定する原理を知る。
3)医療から工業まで幅広く科学技術にも応用されている例を学ぶ。
4)放射線が私達の体に与える影響について基礎的な知識を得る。
5)原子力発電の原理について学ぶとともに、日本・世界のエネルギー事情を学ぶ。
6)自然放射線(γ線)の測定、日常材料中の放射能(β線能)の測定を行い暮らしの中の放射線について体験する。またα線の軌跡を調べる霧箱を作成して、「目に見えない放射線」を観察する。

①授業方法:
manabaに掲載された授業資料や授業ビデオを一定期間のうちに視聴して取り組むオンデマンド型授業とし、必要な単元ごとにmanaba上で課題を課し基礎的な知識と理解を深める。
オンデマンドのため、大学の正規の授業時間以外での視聴が可能である。

②受講に必須の学習環境:
受講のための機材としてスマートフォンやPC等。
レポートは手書きの計算式を提出してもらうことがあるため、解答等の写真を撮り、写真、もしくはPDFにてmanabaのレポート欄にアップロードできること。
PDFファイルが読めるソフトが必要である。
※ネット、ソフト等の利用で困難、トラブルがある際には適宜相談に乗る。

【講義で使用する教材等】
・文部科学省:放射線副読本(平成30年10月改訂)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/detail/1409740.htm
・環境省:放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料(令和元年度版、 HTML形式)
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/r1kisoshiryo/r1kisoshiryohtml.html
担当 中村 祐三 曜日・
時限
火2限

1限:08:50~10:20
2限:10:30~12:00
3限:12:50~14:20
4限:14:30~16:00
5限:16:10~17:40
6限:18:10~19:40
7限:19:50~21:20

学生数の
規模

特大:100人以上
大:50~100人未満
中:20~50人未満
小:20人未満。

難易度 初回
講義日
2021/04/13
manaba 登録:必須
利用頻度:常に使う
受講制限 15名
備考 その他の講義資料の配布はmanaba上で行う。
講義内容の参考となるホームページのリンク先はmanaba上で紹介する。
SDGs

授業科目一覧表の見方

  • 授業期間は前期4月上旬~8月上旬、後期10月上旬~2月上旬です。(集中講義など例外があります。)
    授業開始日は各授業詳細の「初回講義日」の欄でご確認ください。
  • 講義の回数はおおむね15回ですが、科目によって公開回数が異なります。
    公開授業では単位認定できないので、単位認定にかかわる試験の時間は公開回数に含みません。
  • 募集人員は1科目につき若干名です。正規の授業の一部を開放し、本学の学生と一緒に受講していただくため、本学の学生だけで講義室の収容人員を超える場合や、公開授業の募集人員を超えた場合は受講できないことがあります。
  • 指定された教科書は生協書籍部等で販売しています。担当教員の指示に従って、各自購入してください。
  • 授業が行われる教室は、直前(開始3日~1日前)のご案内になります。

【曜日・時限】

授業時間は表内のとおりです。
※桜ケ丘キャンパスは各時限開始時間が上記(郡元キャンパス)より10分遅れです。

【難易度】

公開授業の難易度は授業の内容に応じて、次の4段階に区分しています。
選択の目安にしてください。

入門的な内容であり、高校卒業程度の学力を必要とします。【大学1年生程度】
やや高度な内容であり、当該専門分野についての一定の基礎知識が必要となります。【大学2、3年生程度】
高度な内容であり、当該専門分野において系統立てた学習がなされていることを前提とするものです。【大学3、4年生程度】
学部卒業程度の内容であり、当該専門分野について系統立てた学習がなされており、更に独自に研究テーマがはっきりしていることが条件になります。【大学院生程度】

【manabaとは】

インターネットを利用して学習を行うことができるシステムです。
ご利用にはスマートフォンまたはパソコンが必要です。(携帯電話ではできません)

公開授業受講生には以下の利用制限があります。
★manabaと連携させて使うresponアプリ(出欠確認やリアルタイムアンケート)は使用できません。
responを使用しないインターネット上の資料閲覧やレポート提出は可能です。
正規学生にはresponの使用を前提とする授業がございます。ご了承ください。

(manabaについて)
登録:必須 …受講生は全員登録します
利用頻度:常に使う …利用できない方は受講不可
利用頻度:使わなくても受講可 …利用できない方でも受講可能

教室案内

講義が行われる教室はこちらのページで案内します