実装プログラムの主旨

実装プログラムは、基幹プログラムを通して深めた奄美の〈環境文化〉理解とそこで発見した価値を実際生活や仕事と結びつけて、行動できる実践力を養うためのコースです。このプログラムでは、すでに何らかの行動を起こしている、もしくは、起こしたいがやり方に自信がない、事業化を目指しているが具体的な計画がまとまらないなどの悩みを抱える方が、行動を起こすために必要なマインド、知識、スキルを実践的に身につけることを目的にしています。切磋琢磨しながら一緒に挑戦する仲間や講師との交流もプログラムの魅力となります。

 

プログラムでは、次に示す関心をもつ方の受講を期待しています。
○奄美の〈環境文化〉の価値を高めるために何か行動を起こしたい
○地域の支援機関として、アクションを起こそうとする事業者を支援したい
○島やシマ(集落)が直面する課題を創造的に解決したい(デザイン思考の手法の活用)
※自ら行動を起こそうとする者だけでなく、行動を起こそうとする人を支援する立場の者の受講も歓迎します。

実装プログラムの概要

開講期間 令和5年10月15日(日)~翌3月9日(土)
申請期間 令和5年9月11日(月)10時 ~9月22日(金)16時まで
定員 20名
※定員を超える応募があった場合は書類選考を行います。
受講条件

①~③のすべての条件を満たす者

①奄美<環境文化>教育プログラム修了生
(2021年度、または、2022年度)
②原則、開講するすべての科目(全62時間)を受講できること
③修了後に具体的な行動を起こす人
受講料 無料
※島集合授業に参加するための旅費の負担あり
受講方法

①~④の4つの形態があります。

①動画視聴型授業
予め動画に記録された講義動画を受講生が好きな時間に視聴する講義形態
②課題提出型授業
事前に提示する課題に各自で取り組み、レポートを提出する方法の講義形態
③ライブ授業
講師と受講生、受講生同士が、オンライン上で意見交換しながら受講する講義形態(WEB 会議システム Zoom アプリを使います)
④島集合授業
各島(与論島・沖永良部島・徳之島・奄美大島・喜界島)の指定された会場に当該島に在住する受講生が参集し、講師と他の島をオンラインでつなぎ、受講する講義形態(WEB会議システムZoomアプリを使います)
受講のために必要な環境

①~⑤のすべての条件が必要です。

e-learning学習管理システム『eden』( https://eden.ac/)を利用します。※各種連絡も含む
①インターネット環境が整っている(データ通信料は無制限が望ましい)。
②講義の時間帯にインターネットに接続し、使用できるパソコンやタブレット端末がある(スマートフォンの使用は推奨しない)。
③パソコンの基本操作ができる(文字入力・ファイルのダウンロード、アップロード・インターネットの検索・メールの送受信など)。
④オンラインで行う「ガイダンス」に参加できる(WEB 会議システム Zoom を使用)。
⑤受講に当たってのルールを順守できる。
※台風等の自然災害や新型コロナウィルス感染症の影響により実施が困難な場合は、延期、もしくは、中止する場合もあります。
問い合わせ 問い合わせについては、下記のメールにお願いします。「鹿児島大学 高等教育研究開発センター生涯学習部門奄美プログラム担当」
【TEL】099-285-7122
【E-mail】manabi[at]life.kagoshima-u.ac.jp
※[at]を@に変えてください。

 

実装プログラムのカリキュラム

カリキュラム(教育課程)は、奄美の〈環境文化〉の価値を実際生活や仕事と結びつけるための実践力を身につけるために4つの科目群から成り立っています。特徴は、デザイン思考の手法を用いて「自分には周囲の世界を変える力がある」という自信を高めることのできる探究的な経験を重ねるところにあります。カリキュラムでは、①現実の地域課題にチームとして取り組むグループ演習、②その経験を生かして、自ら設定する課題に取り組む実践演習を段階的に経験します。各演習では、人間のニーズを深く理解する方法からアイデアを実施・検証するまでの複数の作業(過程)を仲間との意見交換も繰り返しながら実施します。
また、独り立ちをする際に必要な情報を自ら入手し、行政や民間機関等との良好な関係づくりに有用な実践的な知識も習得します。

 

 

実装プログラムの科目一覧

[note]

※申込みを終了しました