基幹プログラムの主旨

基幹プログラムは、奄美の〈環境文化〉を深く理解し、奄美群島の魅力や価値を確認するための入門コースです。このプログラムでは、群島の島々を比較しながら、奄美の〈環境文化〉を深く理解する方法を学びます。その学びを通して、島やシマ(集落)の地域資源を持続的に利活用するためのマインド形成と、基礎的な知識とスキルを修得します。また、奄美群島全域に、多世代、異分野の仲間ができることも魅力となっています。

奄美群島の自然・歴史・文化を体系的に学び直すことの意味は、様々な経験を積んだ社会人がその歩みを一度止め、これまでを振り返り、仲間や講師らと語り合うことを通して、自身や島のこれからの方向性を見定めていけるところにあります。また、この基幹プログラムは、次の発展的な学び(実装プログラム)を通して、奄美の〈環境文化〉の価値を社会に実装(事業化)していくことが期待されています。

 

 

基幹プログラムの概要

開講期間 令和5年6月17日(土)~10月7日(土)
申請期間 令和5年6月2日(金)10時 ~6月9日(金)16時まで
定員 25名
※定員を超える応募があった場合は書類選考を行います。
受講条件

①~③のすべての条件を満たす者

①奄美群島在住者または奄美群島移住予定者

②開講するすべての科目(全70時間:2島の現地実習含)を受講できること

③起業・就業・転職を希望する者

※年齢・学歴不問

受講料 無料
※実費に係る旅費、保険料等の負担あり
受講方法

①~④の4つの形態があります。

①動画視聴型授業

予め動画に記録された講義動画を受講生が好きな時間に視聴する講義形態

②課題提出型授業

事前に提示する課題に各自で取り組み、レポートを提出する方法の講義形態

③ライブ授業

講師と受講生、受講生同士が、オンライン上で意見交換しながら受講する講義形態(WEB 会議システム Zoom アプリを使います)

④対面授業

指定された会場において、講師と受講生が直接会って実施する講義形態。具体的は、2 日~3日間連続で実施する現地実習、並びに5つ島を会場にオンラインでつなぐ講義(修了課題2)のことを指す。

受講のために必要な環境

①~⑤のすべての条件が必要です。

e-learning学習管理システム『eden』( https://eden.ac/)を利用します。※各種連絡も含む

①インターネット環境が整っている(データ通信料は無制限が望ましい)。

②講義の時間帯にインターネットに接続し、使用できるパソコンやタブレット端末がある(スマートフォンの使用は推奨しない)。

③パソコンの基本操作ができる(文字入力・ファイルのダウンロード、アップロード・インターネットの検索・メールの送受信など)。

④オンラインで行う「ガイダンス」に参加できる(WEB 会議システム Zoom を使用)。

⑤受講に当たってのルールを順守できる。

※台風等の自然災害や新型コロナウィルス感染症の影響により実施が困難な場合は、延期、もしくは、中止する場合もあります。

問い合わせ 問い合わせについては、下記のメールにお願いします。

「鹿児島大学 高等教育研究開発センター生涯学習部門

奄美プログラム担当」

【TEL】099-285-7122

【E-mail】manabi[at]life.kagoshima-u.ac.jp

※[at]を@に変えてください。

 

基幹プログラムのカリキュラム

カリキュラム(教育課程)は、奄美の〈環境文化〉とその価値を理解するために5つの科目群から成り立っています。

特徴は、各島・シマ(集落)の個性を自然特性と歴史の両面から専門的に学ぶと共に、実際に現地に赴き、見聞したり体験することを重視する点にあります。また、得られた情報を各自で考えるだけでなく、講師や受講生同士と意見交換することで理解を深めます。奄美の〈環境文化〉の理解には、学際的な知識(学知)と自然と歴史に根ざした生活の知恵(土着知)の両側面を必要とすることを実感できる内容になっています。奄美の〈環境文化〉理解を実生活に生かす際に必要となる協働形成の考え方や方法についても専門的に学ぶことができます。

 

 

基幹プログラムの科目一覧

[note]

※申込みを終了しました